遺言の必要性 -「良い遺言の日」記念行事【日時:4月15日(水)午後1時~4時、場所:大阪弁護士会館】で、講演を行います。

1 「自分が死んだら、財産や残された者はどうなるのだろうか。」、「弁護士に聞いてみたいことがあるが、誰に聞けばよいのか分からない。」、そのような疑問や不安を解消していただくための「良い遺言の日」記念行事(大阪弁護士会遺言・相続センター)が、4月15日(水)午後1時から大阪弁護士会館であります。

この行事は、①遺言・相続をテーマにした劇、②講演、③無料法律相談会の3部構成ですが、講演の講師は、中林祐太弁護士と私(両角)が務めさせていただきます。詳細については後述しますが、ぜひお越しいただき、遺産・相続について、目で見て、耳で聞いて、疑問や不安を解消していただきたいと思います。

 

2 ところで、なぜ、遺言は必要なのでしょうか。

それは、相続トラブルを防ぎ、自分の意思を実現するためです。

仲の良い家族間でも、相続トラブルが生じる恐れはあります。「法律的に権利があるのだから、もらえるものはもらっておこう。」と思うのは人の常だからです。また、「この土地は長男にあげたい」等、「誰に」、「何を」相続させたいかという自分の意思を実現するためには、その意思を、相続人全員が認識できる形で伝えなければなりません。

遺言があれば、基本的に、遺言者の意思を尊重して相続の手続が進められます。他方、遺言がない場合は、相続人間の協議により遺産の分配方法を定めることになりますが、相続人間で争いが生じ、なかなか遺産の分配方法が定まらず、長期にわたって遺産の分配がされないという事態も見受けられます。このような事態によって、残された家族は精神的に大きな傷を負い、修復困難な亀裂が生じてしまいます。

特に、以下のようなケースは、遺言がなければ相続トラブルが生じる恐れが極めて高いといえます。

・夫婦間に子供がなく、唯一の財産が現在居住する不動産だけの場合

配偶者と直系尊属、又は、配偶者と兄弟姉妹の相続となり、配偶者が

不動産を確保するために、通常、代償金を支払わなければなりません。

・相続人以外の身内に財産を分けたい場合

内縁関係の配偶者や亡くなった長男の配偶者に財産を分けたい場合です。

・家業を継ぐ長男に事業用財産を継がせたい場合

兄弟姉妹で事業用財産を分割すると事業が成り立たなくなります。

このような相続トラブルを防ぎ、自分の意思を実現するために、遺言が必要なのです。

遺言書には、①自筆証書遺言、②公正証書遺言、③秘密証書遺言がありま

すが、遺言書を含む遺産相続についての基本的な説明は、当事務所の「遺産相続相談」のページにありますので、ぜひご覧ください。

 

3 「良い遺言の日」記念行事のお知らせ

日時:4月15日(水)午後1時~4時(受付12時30分から)

場所:大阪弁護士会館(地下鉄「淀屋橋駅」または「北浜駅」から徒歩10分)

入場無料で、予約も不要です。

 

■弁護士だけで構成する劇団「ななころび」による劇

笑いあり、涙あり。毎回、「分かりやすくて面白い」と評判です。

■講演「あなたの意思の遺し方‐遺言・相続の基礎知識」

講師 中林祐太弁護士と私(両角)です。

遺言書を書こうと思っている男性が無料法律相談に来たという設定で、中林弁護士が男性役を、私が法律相談担当者の弁護士役を演じます。

迫真の演技を見ていただきながら、遺言・相続の基本的な知識を持ち帰っていただこうと、中林弁護士と私とでシナリオを練り、役作りに励んでいます。ご期待ください。

■遺言・相続に関する無料法律相談会(午後2時45分~)

相談ご希望の方は、受付時に相談票をお渡ししますので、相談内容をご記入の上、受付にお渡しください。講演終了後、係りの者が、整理番号順にお呼びいたします。

この機会に、疑問点や不安な点をぜひ解消していただきたいと思います。

 

イベントの内容や大阪弁護士会の場所は、「大阪弁護士会」のホームページでもご確認いただけます。

春の散歩がてら、きっと、遺言や相続についての理解が深まる一日にしていただけると思います。

会場で私を見かけられたら、「ブログを見て来ました。」と声を掛けていただければ嬉しいです。